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マンスさんの声掛けにより歩みを止め、体の向きを変えるハ.ラム。
その挨拶をする様は、丁寧でありつつもまさに慇懃無礼。
常日頃の、誠実で穏やかなラムとは似ても似つかない様子に驚きます。?
ヤンミョン大君の名さえ出さず、
人の吉凶を占った結果で足を向けたと話すラム。
『その予想通り、栄誉に預かりました』と静かに話すその様は、
心を開くことなく腹の探り合いをする『策士』の様相。?
背中に浴びせかけられる嘲笑に、小さな確信を深めるラム。
ムヨンさんが懸念した、画会に参加することの危険性を承知しつつ、
確かに駒を進める冷静さに、引き込まれます。☆☆☆
(名無し 2022/10/8 11:04 ID:186677)
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画会会場でやっとお互いを見つけた三人組。?
お互いを責めたり、言い訳したり、気掛かりな出来事を報告しあったり。
緊張の場での心強い味方であり、心許せる『同志』。
子犬のじゃれ合いの様な絆に癒されます。??
事前に一緒に絵を習いにいったり、全編を通して、絵師として一緒の出番も多く、
今も大切な仲間なのでしょうね。
10月5日から開催されている『釜山国際映画祭』のオープニングセレモニーで、
ホン.ギョンさんとユジョンちゃんが、他の俳優さんともども、
楽しそうに歓談している動画が上がっていました。
共に次の作品での参加。??
しかも、ヤンミョン大君のカメオも実現とか。
頑張って前に進んだ先での再会。
見ている側も、ほっこり癒されます。
(名無し 2022/10/8 11:02 ID:186676)
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『女の絵師とは、犬も笑う‼️』
入場の資格がない者を選別し、厳しく追い払う、
そんな激しい意味合いを差し引いても、紛れもないこれが真実。
生きている世界、歩んでいる道に於いての『稀有な存在』
チョンギの歩む道の険しさを想うと共に、
意志を持って強く生きる女性の描かれ方として、
願ってもない程の至福を感じます。
無邪気で自己主張が強くて情に厚くて。
そんな、極めて人間味溢れた女性の、確かなもう一つの顔。✨✨
『お嬢さんなら、きっと、、、』
成功を予想するラムの温かい言葉に謙遜してみせたチョンギが、
友には、きっぱりと一位を誓うさま。
名誉、権力とは無縁の彼女を、強く突き動かすもの。
画会会場に入った時の弾ける様な満面の笑顔が、実に可愛らしい。
嬉しそうで晴れやかな、チョンギの笑顔が印象的です。?
(名無し 2022/10/8 10:59 ID:186675)
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恥ずかしいほど大騒ぎをして捉えられ、
理不尽に閉じ込められたチョンギ。
そんな中でもなお、自分の責務を果たす『絵師チョンギ』?
団主様への恨み言をブツブツ口にしながら、大欠伸をしながら、
薄暗い中で絵を描くチョンギが愛おしい。
あの日の朝、鍵を開けようとするチュンボクさん。?
どうして、キョロキョロと辺りを見渡しているのでしょう。
もしかしてチュンボクさんも⁉️
ひょこひょこと、どさくさに紛れて逃げていくチョンギが可笑しい。
その後の渾身の挨拶。?
運命を感じます。
(名無し 2022/10/7 09:29 ID:186619)
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チュヒャン大君とメヒャン?
堂々たる振る舞いで、挨拶ともいうべき言葉を口にするメヒャン。
妓楼で客人をもてなす側として、一見ありふれた光景に見えますが。✨
受け取る側の大君は。✨
二人の目力、表情演技が、ただならぬ緊張を伝えます。
次々応酬するメヒャン。妓生として特別珍しくもない言葉のはずが、
それを聞く周りの人々が見せる意味ありげな表情。
『妓房にくるたび聞く陳腐な話』そう切り捨てるにとどまらず、
『今度鎌をかけたら、、!』と不気味に牽制するチュヒャン大君。
壁際に相手をジリジリと追い詰めるが如く、双方の静かな緊張演技が見事。
大輪の花の様に、匂うように美しいメヒャンの、
それにとどまらない他を圧する存在感。✨✨
謎を投げかけるシーンに引き込まれます。
(名無し 2022/10/7 09:27 ID:186618)
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月星堂で働いていてさえ、日月星の姿を見たことがなく、
その正体を知らない輩。?
『人生が台無し!』と一方的にチョンギを恨み、
『覚えてろよ!』と不気味に宣戦布告。
散発的に顔を出し、どちらかと言えば喜劇的に処理される存在かと思いきや、
その全編を通した重い絡みに驚きます。
あり得ない程のさまざまな事に導かれて、画会に引き寄せられたチョンギ。
それを早速妨害する輩。
助けに入ったハ.ラムを見て、当然のことながら気づくこと。
余計な説明なしに、全ての布石を瞬時に繋げる技に引き込まれます。?
(名無し 2022/10/7 09:25 ID:186617)
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ムヨンに命じていたこと、そして、上がってくる報告。
さまざまな情報と共に語られる『平凡な絵師』とのチョンギ像に、
ハ.ラムの視線が宙で一瞬止まる瞬間。?
それまで断片的に耳にして、密かに心ざわつかせたこと、
それらの全てが確かな事として心に届く瞬間です。?
十九年前の鮮やかな記憶が蘇る中で『あの女性だ』
表情に一切出さないラムの冷静さが、余計に、
心に起きた波の深さを感じさせます。
ラムの中で一番腑に落ちないこと。
19年前のチョンギと明らかに違う『一点の疑念』☆
ムヨンに問うて、逆に返ってくるムヨンの驚き。
日月星としての外せない好機に、よりもよって『何故こんな時に』
目の前の主人の小さな異変を感じ取り、不審げに気遣うムヨン。
それを一刀両断して終わらせるハ.ラム。
メヒャンの時も然り。
ハ.ラムを捨てて生きてきた『凄み』が伝わります。?
(名無し 2022/10/6 10:21 ID:186535)
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『横になるたび苦しんでいる者に、より深い眠りを』
それも方法ではないか。☆☆☆
権力に対する深い執着、狡猾と言えるほどの企み、
いっときも気を許すことのできない様々な仕掛け。
肉親の口から静かに語られるその言葉は、
それだからこそ余計に、ゾッとする様な恐怖を感じさせます。✨
史劇につきものの、激しい政争。
それを最小限の登場人物の中で、
些細なきっかけのもとで、
心理戦とも言える程静かに表現したシーン。✨✨✨
演出、俳優さんの演技、
全てに引き込まれました。
(名無し 2022/10/6 10:19 ID:186534)
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『父さんが、手遅れ⁉️』
土下座をして、必死に縋るチョンギ。
珍しくもないこんな小さなシーンで、
確かに深く伝わってくる心。
心揺さぶられます。?
『演技力』と評される中には、
役の幅、役の深み、etc.
作品や人との出会い、年齢や環境の変遷、
その時々での様々な要素、期待、方向性。
変化と進化を遂げていくのでしょう。
少女期、『私には、いつも、かわいそうな役ばかり!』
そうユーモラスに、ちょっぴり自虐的に語っていた女優さん。?
いろいろな可能性を求めて頑張る姿を、心から応援しつつ、
このシーンでの彼女の演技も、紛れもなく彼女の魅力の一つであることを、
個人的にしみじみ思います。
(名無し 2022/10/6 10:17 ID:186533)
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画会の一位を当てる『梅竹軒 賭博券』?
その売り込みのシーンが、極めて魅力的です。
活気に満ちて、欲に満ちて、期待に満ちて。
過去の強者達を列挙して今年の行方を予想し、
声高らかに、興味を呼び込む様に引き込まれます。
久しぶりの画会??
その興奮に湧いている、画房通りや画壇。
全ての絵師に機会が与えられるというお触れのもと、
賭博予想とは別のところで、若い画師が抱く密かな期待。
全ての喧騒が、観ている者の期待を高めます。
準備に忙殺されるヤンミョン大君を訪ねる善画様。
かつてのあの日、王様が伝えそびれたその真意。
画会の真の目的を聞くヤンミョン大君の、
深く考え込む姿が興味深い。
(名無し 2022/10/5 10:25 ID:186463)
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冬至のあの夜✨✨?
魔王とホリョンの死闘に、『今ではない』と強く止めたサムシン様。
『永遠の器』と口にして、
時が来れば、それが定まった者の手で作られるとも。
全てがサムシン様の謀。?
チョンギが不公平さに義憤を覚え、強く望んだ絵師としての夢。
偽装してまでもと望んだその希望が、
止むに止まれぬ強いものへと変わり、
チョンギを突き動かした父の悲しい出来事。
薄皮が剥がされるように人間を超えた力に導かれ、
吸い寄せられるように結び付けられる、チョンギと画会の縁。
その運命に、引き込まれます。
(名無し 2022/10/5 10:22 ID:186461)
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『行方不明と聞いてどんなに驚いたか。』?
素直な心を吐露し、身体を気遣い、日月星の無事を喜ぶメヒャン。
その気遣いをまるで遮るように、冷酷とも言える様子で、
あくまでも公的な役目を喚起する日月星。✨
その時のメヒャンの表情が、見ようによっては、
いささか物言いたげに見えますが、、。
チュヒャン大君の危険性を伝えて、『注意しろ』
日月星を支える人々に、とても興味が湧きます。
(名無し 2022/10/5 10:20 ID:186460)
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『仏頭花と同じ!』不満と、やり場の無い怒りで全身をみなぎらせ、
そう口にした少年チュヒャン大君。
『命のない花』立場ゆえの閉塞感から来る深い言葉です。?
それに対し、満面の笑顔を浮かべ、穏やかな表情で返すヤンミョン大君。
この花は、黄緑色、開花して白、散る前は黄色。
豊かで華やかなのに、なぜそう思うのか。?
ヤンミョン大君の全てが、このシーンから読み取れます。
さまざまなシーンでの大君の穏やかな優しさ。
何ものをも包み込むような、豊かで温かな人間性。
そのブレない人物像の描写が見事です。
さまざまな局面で見せる、その存在感はさすがでした。?
(名無し 2022/10/4 10:07 ID:186368)
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チョンギを迎えに来た二人の親友。
このシーンがなかなか興味深い。☆
掛けられた軸の絵に、驚きと共に見惚れる二人。
絵師としての見識で、次々見つける有名な画法。
『まさか、これは、、、』と口にする、高名な画家。
とても普通は、目にすることもできない価値の絵☆☆
『見る目は確かね』のチョンギの言葉がとても可笑しい。?
そして、視線を落とした先の絵。
尋常ではない腕を褒め、出来栄えに感嘆する二人。
意気揚々と、自慢げに極意を口にするチョンギ。
ヤンミョン大君に宣戦布告するかの物言いに、笑います。☆☆☆
(名無し 2022/10/4 10:03 ID:186366)
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『なぜ逃げたのだ?』
ここからのやり取りが、実に楽しい。?
『合わせる顔がなかった』との言葉で、
『大君に対する非礼を申し訳なく思う気持ち』
その詫びの方向一択を予想した向きに、
『不利益が生じると、、』
楽しい肩透かし、『チョンギ節』健在のシーンです。?
その後、ヤンミョン大君の失言に激しく噛み付くチョンギ。
ある人にとっては『たかが』であっても、
それは、『人生、名誉、希望が書かれたもの!』✨✨✨
その毅然とした誇り高き主張が、素晴らしい。
気圧されたような大君とラムの表情もとてもいい。
弱さも含めて、極めて人間的で、可愛らしくて、情が深くて、パワフルで。
多彩な角度で描かれるチョンギ像。
その中を貫く、チョンギの芯の強さと支える尊厳。?
その描かれ方に、強く惹かれます。
(名無し 2022/10/4 09:58 ID:186365)
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『これなら気づかれない』と、美しく装ったチョンギが訪れた先。
『誰ですか』の声に怯え、『無視されるほど、、、』に慌てて弁明。
そこにヤンミョン大君が加わってのドタバタの顛末。?
名簿を必死に取り合う様は、軽妙で達者な役者さん三人が、実に見事。
しかも、どこか絵巻物のように優雅で美しい。
情感豊かな音楽と共にとにかく美しくて、印象的です。??
『魔王』の、インパクトがありすぎるほどの、度肝を抜く程の出現の後、
作品の方向性をすっかり変えたかと邪推するようなこの『優美さ」。
全てを知り尽くして、王道を極めた監督さんならではの振り幅の大きさ。
どちらの極に振っても、まさに本物を観せてくれる技に驚きます。
(名無し 2022/10/3 07:14 ID:186246)
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紅の衣を纏ったチョンギが、笑顔で見上げた先に舞う蝶々。
それに見惚れて、追いかける様。
どこか懐かしくて、作家さんと監督さんの愛を感じるシーンです。?
個人的に、少々戸惑いが。
季節はいつでしょう?
背景の桃色の木と蝶々で、観た当初、すっかり決めつけていましたが、
ハラハラ落ちてくるのは、紅葉。
ラムに助け助けられたのは、冬至の日
勝手に混乱しました。?
(名無し 2022/10/3 07:13 ID:186245)
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布団にくるまり寝入ったお父さんの横で、絵を描くチョンギ。✨
多分これが、チョンギの日常。✨?
終日、市場で絵を描くお父さんの横で過ごし、
目が見えないのに小さい頃から画壇に入り浸り、
拾ってもらって絵を生業としている絵師。
チョンギが、一番チョンギらしい瞬間。
穏やかで、凛とした姿。
その絵を描く動作の中で、『無事に帰られましたか』の心の声。
その演出がとてもいい。?
珍しくお父さんのナレーションが入るシーン。
『一画性』などと、唐突に、何やら専門的で難解な用語が使われ、
画面上に説明を添えてまでの表現に戸惑います。
それは、ラムとチョンギの切ることのできない深い縁をも表すもの。✨
別の時に、出先で駕籠を見かけて、
『あの日のように偶然会えたら、儒士様のお顔を描いてみたいです』✨
二人の運命も、チョンギの淡い想いも、
その全てを、絵を描くことで表現する法。
そこで生まれる、深みと余韻が素敵です。???
(名無し 2022/10/3 07:10 ID:186244)
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様々、起きたことの説明を求める王様。?
『殿下の不安は、フクロウが原因ですか』
冷静で、思慮深くて、核心を突いた言葉で応えるラム。✨✨
やつれ、思い悩み、不安に苛まれていた様子の王様が、
一瞬驚き、目を見張り、笑い声を上げて『だませぬな』
その静かなシーンが見事です。✨✨?
『なぜいつもハ主簿如きに!』
臣下を苛立たせるような、ラムに対する王様の深い信頼。
心の内を全て曝け出す関係に驚きます。
史劇において、さまざまな要素で語られる『跡目争い』。
そのドロドロとは、一線画した形。
国を心配する君主としての『禅位』の言葉が、
とても清々しく響きます。
(名無し 2022/10/1 10:45 ID:186112)
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『ハ主簿!』『ヤンミョン大君様!』
二人が、感極まってそう呼び合った時に、
全てが決まったチョンギの去就。☆☆☆
泥棒猫と口にする、ユーモラスなヤンミョン大君に笑います。
赤いチマを履いた者を探しつつ、全てを察する大君。
誰に聞かせているのか、大きな声を張り上げて『連れて行くぞ!』
ホッとする温かいシーンです。
一行に声をかけて待たせ、書き置きをしたためるラム。
落胆して、悲しそうにそれを握りしめて、放心したように座り込むチョンギ。
二人の細やかな絆が、微笑ましい。??
(名無し 2022/10/1 10:43 ID:186110)
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『日月星様の行方が‼️』
その言葉と共に、密かに走り回る人々。
伝え、広め、慌てふためき、確認し合う人々。
想像を超える多彩な顔ぶれに驚きます。
なんと、王宮の女官までもが。
さまざまに姿を変え、深く潜伏している謎の組織。
その実態はどんなものであったのか。
慌ただしく矢文を放ち?、伝書鳩を送り?。
言葉で一切説明することなく、起きる事実だけをテンポよく描写。
そのことが余計に、興味をそそります。
(名無し 2022/10/1 10:41 ID:186109)
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一目惚れとはよく言うけれど、、、
ポーッと見惚れ、呆けたように口を開け、魂の抜けたようにチョンギを凝視する人。
笑ってしまうぐらい見事です。?
『私を誰だと思っている‼️』
そう傲慢に言い放って、相手が慌てる様を見るのは、
想像するだけでも気分爽快。
でも、それが全く通用しないのがチョンギ。
そこからの畳み掛けるようなやりとりが、とても愉快で、感心する程達者で、
二人の役者さんの全てに、脱帽です。??
『もしあなたがそうなら、私は!』と、相手に被さる形で返すのも愉快なら、
自分の身分が本物である事を、ぐいぐい押してくる相手に、
『例え、そちらがそうだとしても、なんでもできるとでも⁉️』
そう強気で返すのも、惚れ惚れするほど見事。
チョンギの『凜とした芯の強さ』と、『何者にも怯まない度胸』
そして、極めて人間的で、柔らかなヤンミョン大君の魅力。
素敵なシーンでした。
(名無し 2022/9/30 12:18 ID:186048)
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『父上はどんな方?』
はじめに名前を聞いた時とは、明らかに違うラムの表情。
体の中を、心の中を、あらゆる記憶と想いが駆け巡った後の、
何かを納得させるかの、強い表情。☆☆
『恩返し』を口にするラムに『水臭いですよ。先に助けてくれたのは、、』
そう返す、心の底から嬉しそうな屈託のないチョンギ。
我が身の危険を顧みず、身を投げ出して互いを助けた者同士。
ほっこりする穏やかな絆を、柔らかに表現されたシーンに魅せられます。??
(名無し 2022/9/30 12:16 ID:186047)
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冬至の夜 ✨✨✨
その因縁の時に起こる複数のこと、重なったこと。
元国巫だからこそ思い巡らす、様々な言葉が興味深い。
強い思いで『その時』を待つ者を伴い、
ヤンミョン大君とは全く違う目的で現地に赴き、
何かを探し、驚きと共に何かを精査する姿。
その全てが、謎を深めます。
身を潜めていた先で認めた、意外な人物。
初めて正体を知ったその様子に、透けて見える彼女の十九年間。
速るチュヒャン大君を、『今ではない』と強く押し留める姿。
様々な立場での布石が見事です。??
(名無し 2022/9/30 12:14 ID:186046)
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本当に素晴らしいドラマですね。???
視聴率的にも、しっかりと固定ファンがいました。
SBSのプッシュや、番宣等については、諸説あり、様々な不満あり。
まあ、色々な意味で、なんとも賑やかな作品でしたが、、、?
正統的な香りを感じさせる、品のある作品だと感じます。
品格を感じさせる
(名無し 2022/9/29 13:37 ID:185980)
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「ホンチョンギ」の放送当時、強豪多い中、視聴率も良かったし、昨秋からの、時代劇の
人気に拍車をかけた、とても素晴らしいドラマだったのに、SBSから韓国内の授賞式等、外部向けへのプッシュは無くて、残念です?
今日開催の、APANのノミネートされてる、SBSのドラマ関係(アン君は他のドラマの対象みたいですが)の中に、ホンチョンギの役者の名前は無かったですね、寂しい?
(名無し 2022/9/29 12:22 ID:185976)
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目覚めたのち、自分を介抱してくれた筈の存在を、外に出て探していたラム。?
やっとの思いで、助けを得て戻ったチョンギ。?
事前に何度も上がって、放映を待つ者の期待を高めたこのシーンが、
とても心に残ります。
『よければ、名前を』
聞いたハ.ラムの表情が全てを語ります。
『さまざまな点』が、『一つの線』に繋がる瞬間。
驚きというよりは、むしろ安堵の表情。
そして、チョンギの恥ずかしそうで、心弾む、なんとも可愛らしい様子。
流れるOSTと共に、二人の運命がしみじみ心に届きます。
ラムとチョンギ、二人のシーンにいつも添えられる『余韻』
監督さんの演出と役者さん二人の演技に惹かれます。??
(名無し 2022/9/29 10:10 ID:185975)
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愛馬ソマが探す愛するご主人様。
指笛に、耳をピント立てて確かに鋭く反応するソマ。
美しい足を不安げに交差させ、地を踏み締め、
疾走する黒い姿、光の中に浮かび上がるシルエット、
凛としたムヨンさん共々、どにかく美しい。??
再会ののち、ラムの側で穏やかな目で寄り添う愛馬。
細かな配慮を感じる素敵なシーンです。
(名無し 2022/9/29 10:09 ID:185974)
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屋根に留まるたくさんのフクロウ。
『ただの鳥』と言われようが、一向に鎮まらない王様の心。
全てを知っているが故の、人には言えない懸念と恐怖。
些細なことにも反応し、怯える様子に目を奪われます。☆
『なぜ、毎回、ハ主簿ごときに!』
観ている側の疑問でもあるこの臣下の激しい言葉。
他を気圧す表情だけで、一切の口出しを許さない王様。
その言葉のない厳しさが、印象的です。???
(名無し 2022/9/29 10:07 ID:185972)
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『試行錯誤』本当ですね。
俳優さんと監督さんの熱心な話し合いの様子が、
何度も記録されていました。?
時に、俳優さんが身振り手振りで提案を行い、
ある時は、監督さん自ら大熱演。(おんぶには笑いました)
この作品だけに限りませんが、
車座になって熱心に切磋琢磨する様子に、感慨深い想いでした。?
年末の授賞式で、『怖くなる程、こちらの意見を沢山聞いて下さった』
女優さんがこう話しているのが、とても印象的でした。✨
『足りない台本を、輝かせてくれてありがとう』
キャストに、こんな感謝を伝えられる心の広い監督さんのもと、
充実した現場であったことが窺えて、嬉しくなります。✨✨✨
とても仲良しで温かいメイキング、
和やかで熱心な現場の雰囲気が伝わるそれが、
個人的にとても魅力的でした。
(名無し 2022/9/29 10:05 ID:185971)
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いつも皆様の「ホンチョンギ」の解釈に驚嘆させられています、有難うございます✌??
メイキングは、ドラマとは違った意味で、
とても楽しくて、「ホンチョンギ」は、特に、監督や役者の皆様が、試行錯誤しながら作り上げた作品なんだなって、、、
今更ながらSBSへの不満が少し、外部への
宣伝含め、TV局として、もっと各方面で、pushして欲しかったですね?
(名無し 2022/9/28 12:27 ID:185858)
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なんとか助けたいという切羽詰まった心を示し、大騒ぎのチョンギ。
そこに一点の曇りもないけれど、、。?
母親のようなジュデクさんの『それで、その人は独身?』
チョンギが呆気に取られた、母としてのとんでもない見立て。
男女の平凡な出会いの雰囲気を感じたその見立ては、
もしかしたら外れていないのかもしれません。
漂う『気』から、ふとした香りから、印象的な言葉から、
なぜか悉く19年前を思い出すラム。
今のチョンギを見ることができない彼の、静かで鋭敏な心の動き。
謎解きとも言える、切々としたそれは、
静かであってもとても説得力があります。?
それに対して、何も気がついてはいないチョンギ。
普通の女の子として、確かに目の前のラムに心動き、
心ときめいている様は、なかなか興味深い。
振り幅大きく描かれたチョンギ像。
再会に気付く前に、ラムに確かに『出会い』を果たしているチョンギ。
その後の運命が過酷であるだけに、この普通の女の子らしいチョンギが魅力です。
(名無し 2022/9/28 11:25 ID:185857)
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そのシーンのメイキングが、とても楽しかった。?
チョンギがセリフを言っているのに、『大丈夫?』と声を掛けるラム役。
『セリフだよ』に笑いました。?
(名無し 2022/9/28 11:23 ID:185856)
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献身的に世話をするチョンギ?
かすかに意識を取り戻したラムに、必死に掛ける様々な言葉。
ここからの、細やかで切迫した展開が見事。
静かにゆっくり上がる瞼。
不思議な色の瞳、神秘的な輝きの目、ここだけでも心奪われます。
見える筈はないラムが、ただならぬ気配を感じ取って、
チョンギの体に掴み掛かって、勢いよく組み伏せて。✨✨✨
そこで流れる音楽も、二人の心情や状況に
まさにピタリと合っていて、素晴らしい。
聞き覚えのある声。
一点を凝視して、内省的に想いを巡らすラム。
二人が静かに記憶をたぐり寄せ、引き寄せられる様子。
その描写が、とても繊細で美しい。✨✨?
(名無し 2022/9/28 11:20 ID:185855)
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『歩いていたはずなのに、、』
まるで息を吹き返すかの如く、再び動きを見せるチョンギ✨
『ここはどこだ、なぜここに、、』
訝しげに我に返るラム。✨
チョンギの上にラムが落ちていく様は、
確かに19年前の桃畑の小さな二人。
そして、『太陽を抱く月』とこの作品が、
作家さんが同じであることを、
感慨と懐かしさと共に思い起こさせてくれる、
そんな印象的なシーンです。?
さりげなく共通点をなぞることで、
観る側のさまざまな感情と記憶を喚起する演出、
そして、全ての悍ましくも不思議な出来事を、
二人の意識を止めていた中に挟み込む演出は、とても巧みです。
引きずって運んだ先で、ラムの寝顔に見入るチョンギの格別の表情。✨✨?
今の状況に対する困惑や疑念とは無縁の、柔らかな表情に引き込まれます。
19年前の記憶を、視覚では何一つ心に留めてはいないチョンギ。
そんな彼女の、まるで蜜が溢れ出るような繊細な表情、
花開くような艶やかな表情。
それらが、これからの彼女の運命的な使命を支える、
紛れもない強い支柱の一つを感じさせます。??
(名無し 2022/9/27 08:27 ID:185787)
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アメリカの雑誌にホンチョンギのことが掲載された時。???
『太陽を抱く月』の作家さんとしての、切り口。
さまざまな過去の作品で、その地位を不動のものとしている有名監督の、
最新作としてのフォーカス。
その視点が、とても印象的でした。
それぞれの作品で、さまざまな評価、評判、受け取り方が当然ありつつも、
韓国の文化の流れの一つとして捉え、組み込む論調に、
新鮮な思いがしました。
国の間に起きるさまざまな厄介な問題を
超越して凌駕する独自の芸術文化の世界。
そこで、切磋琢磨して作品を残す作り手と、信頼して託される演者たち。
全てに、魅せられます。☆☆☆
(名無し 2022/9/27 08:25 ID:185785)
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特別な日に、この世に生を受けたラムとチョンギ。✨
19年前、市場に連れ立って現れた小さなラムとチョンギに、
満面の笑顔で格別の愛情を示し、特別の印を与えたサムシン様。✨
9年ぶりに国に雨が降った特別な日、
サムシン様が一方から奪い、他方に預けたもの。✨
全てがサムシン様を通して語られる不思議な物語に、深く引き込まれます。✨✨?
19年後に再び現れて、チョンギにかけた『駕籠に乗るよ』の言葉。
お父さんのことで頭がいっぱいだったチョンギは、
その飄々とした老婆の言葉に、思う様な反応をしなかったけれど。
まさに、全ての運命が動く時。
漆黒の闇の中、恐ろしいほどの静寂の中、
明かりを手に一人歩くチョンギは、幻想的でとても美しい。
物語の不思議と神秘が、無理なく心から信じられる印象的な光景です。
チョンギを待ち受けていた老婆の、呪文の様な言葉。
そのしわがれた声でゆっくり語られる言葉が、
人間を超えた存在を通して、不思議な世界に誘います。?
(名無し 2022/9/25 07:16 ID:185591)
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演技力とされる中には、さまざまな要素が含まれるけれど、
『何者かに変身する』その極致のような魔王。?
最初は驚きだけで、正直なところ、受け入れるのが精一杯でしたが。
観れば観るほど、役者さんの素晴らしい努力と力を感じます。
監督さん、編集の方、大絶賛でしたね。
ハラムを通して、日月星を通して、
人間のあらゆる感情、情感の細やかな表現も見事。
力のある俳優さんだと、個人的に感じます。?
(名無し 2022/9/25 07:12 ID:185589)
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祈雨祭で、王様が禁じた方策を用いた元国巫。
追放されて向かった先。
それが必然だったと口にする元国巫に驚きます。?
『その時はいつだ』と詰め寄るチュヒャン大君。?
ここにも、運命が動く時を待つ存在が一人。
19年前の祈雨祭に、兄弟の情を口にする世子様を諌めた少年大君。
『我が国は、長い旱魃に苦しんでいます。個人的な喜びよりも、、、』
その君主の器十分の思慮深い言葉を思うにつけ、
単なる悪役に終わらない、その存在感の大きさが光ります。?
(名無し 2022/9/25 07:10 ID:185588)
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間違え方が絶妙ですね。?
とてもおかしい。
ユジョンちゃんも出させて頂いた『一枝梅(イルジメ)』を、
ずいぶん前に『イジルメ』と書いてあるのを目にして、
その時も、語順が動いただけの絶妙の間違いに笑いました。
韓国語は、難しいですね。
どんな形でも話題にして愛して頂くのは、個人的にとても嬉しいです。???
(名無し 2022/9/25 07:01 ID:185587)
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Twitterで「ホンチョンギ」の話題で、間違えて、「チョンホンギ」ってコメントしてる方がいて、思わず大爆笑しました?
(名無し 2022/9/24 23:23 ID:185558)
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おばあさんの言葉通り、籠の中の二人。??
ラム、チョンギ、二人の関係性の印象的なシーンは数あるけれど、
紛れもなく、このシーンもその中の一つ。
穏やかで、温かくて、まるで旧知の間柄の様な信頼に満ちていて、
心惹かれるシーンです。✨
『どうして、私を助けて下さったのですか』
ハラムの理性的で勇敢な、見事な対処に見惚れつつも、
そこまでして、なぜ?
当然の疑問です。
すっかり気を許して、勢いよく自分の中の義憤をぶちまけるチョンギ。?
ハラムが聞いたとして『日月星の評判』を気弱に口にするハラムを、
『とんでもない!!』と一喝して蹴散らすチョンギ。
この独特の関係性、ユーモアのセンスは、絶妙です。
『もしかして?』の後の、息を止める程の緊張の後のオチ。
仕掛ける監督さんも、その世界観を形にする俳優二人も見事。
まさに台本を輝かせる演技。
引き込まれました。
(名無し 2022/9/24 09:13 ID:185494)
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『自信があるなら、開けてみろ』✨
ゾッとするような恐怖。
穏やかだからこそ、余計に他を圧する空気。
達者な表現に引き込まれます。
執拗に追う男。
手首をへし折ると豪語する男。
まさに小賢しい小者。
それを相手にもせず‼️ 歯牙にもかけず‼️
『やれるならやってみろ』と言わんばかりの、
手段を相手に選ばせる余裕に驚きます。
ひるみ、ただならぬものを感じ、引き下がる男。
『開けたら、首が飛んでいたぞ』と静かに口にして、
ピシャッと全てを終わりにするハ.ラム。✨✨✨
素晴らしい迫力に圧倒されました。?
(名無し 2022/9/23 08:18 ID:185373)
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事前撮影の時、スタッフさんの間で何度か揚がった画像。
身も凍るような寒さの頃、まさに漆黒の闇。
深い森の中の一本道。
その時は、何を意味するのかさえわからず、
でも、作品を支える重要なイメージであることは、
確かに伝わってきました。
冷たく澄み切った空気感と、闇と静寂。
自然の中のそれは、人を寄せ付けないほど静かで厳しくて、
『深い神秘』を無理なく伝えます。
何が起きても不思議ではないと思わせる空気感。
全てが見事でした。???
(名無し 2022/9/23 08:00 ID:185370)
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ハラムがある事を思い出した、まさにその時。
ガバッと扉を開けての、無理矢理の侵入者。
そこから、、、ハラムの想いが駆け巡るが如くのシーンが秀逸です。
桃畑を激しく駆け巡り、次々移り変わる情景☆
風に舞うたくさんの花びらから、まさに匂い立つ桃の香り☆
二人の再会を描くシーンとして、これ以上望めない程の余韻にひたります。
初恋の人との再会?
いや、ハラムの、『温かい人として生きた、最後の記憶』との再会。
『どうして、あの子の事をこんなにも想うのだろう』
その言葉が、意味深い。
ハラムの目を間近で見て、心打たれた表情のチョンギ。
『私が今まで見た中で、一番美しい目です。』
美しくて壮大な物語に、心惹かれます??
(名無し 2022/9/22 08:09 ID:185273)
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筆がつぶれるほど力まかせに押し付けて✨
グチャグチャに書き殴って✨激しく塗りつぶして✨
まさに『絵師は、心で絵を描く』の言葉通り。✨✨?
どうにも許せない気持ち、何をしても気が治らない様子。
そんなチョンギの気持ちが全て伝わるシーンです。
ここからの展開が見事。?
早回しのシーンが実に効果的です。
監督さんの狙いがぴたりと嵌まった、絶妙の存在感。
そして親友二人の適材適所の大活躍、細かな仕込み。
『してやったり‼️』の、スッとするような展開に驚きます。?
(名無し 2022/9/22 08:07 ID:185272)
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試そうとした側が試され、ジリジリと追い詰められ、
隠された本心を露わにされて突きつけられ。
堪らず、覆いを切り裂く大君。
この複雑で微妙な心理戦が、背筋が寒くなるほど見事。
静かな、手に汗を握るような攻防に引き込まれます。
真実を知りたいなら『鏡をご覧にならねば、、』
ゾッとするような冷静さに驚きます。
抑えた声ひとつで、相手を追い詰める側と
退路を断たれた焦りを、表情ひとつで表す側と。
二人の役者さんが、素晴らしい。?
(名無し 2022/9/21 15:23 ID:185209)
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『恥知らず!』の声とともに竹箒を手に取り、
必死の形相で走り回るチョンギ。?
そのユーモラスな顛末に挟み込み、絡める形で、
実にさまざま布石が打たれ、迎える意外な展開。
次々流れるように描かれる様が、実に見事です。☆
突然の乱入に呆気に取られつつも、
威勢のいいチョンギの様子に
どこか嬉しそうで、満足げで、笑顔のヤンミョン大君。
突然の遭遇に、『何事だ』と訝しげなチュヒャン大君。
思わぬところでお互いに声を掛け合う、一見対照的な兄と弟。
そして、チュヒャン大君の行き着く先の、不思議で怪しげな存在。
何一つ無駄のない、緊迫感に溢れた展開に引き込まれます。
全ての終わりは、やはりチョンギの『詐欺師め!』
達者な演出が魅力です。☆☆☆
(名無し 2022/9/21 15:21 ID:185208)
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『この絵、ちょうだい!』の呑気な声で始まる駆け引き。
唾を吐きかけられる程のものであるはずが、、。
『高い値を付けるから』と執拗に欲しがる老婆と、
必死で抵抗するお父さんのやりとりは、絶妙。
『だめです!』『よこせったら!』
渋いベテラン演技派二人の不思議な攻防、
何気ないシーンが存在感を放ちます。?
お父さんの状態を、絵師として図ることのできるチョンギ。
落胆した様子で呆然と絵を眺め、
自分の問いかけに、『絵を描きましょうか』と返すお父さんを見つめるチョンギ。
長い間、そんなことには慣れて、とっくに諦めているはずなのに、
今のチョンギには、まるで初めてのことのように心にのしかかる。
その心の重荷が切ない。✨
小さい時の自分を全身全霊で守り、小さな自分を気遣い、
必死で愛してくれる父の姿。
それを、自分の目の前で確かめられるのは幸せかもしれない。
父娘の醸し出す見事な世界観に、ふとそんな事を思います。✨✨?
(名無し 2022/9/21 15:18 ID:185207)
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『これはなんですか?』✨
手にそっと乗せられた金色の球に、そうつぶやくお父さん。
『私の全てです』✨
涙でいっぱいの大きな瞳で、笑顔で答えるチョンギが悲しい。
19年前に、出かけていた場所。?
鍛冶の仕事の横で、嬉しそうに目を輝かせて、
じっと観察する小さなチョンギ。
『私の手みたいに、丸くて鈍い音がする』
研ぎ澄まされた豊かな音の世界に驚きます。
ちゃんと居場所を話したはずなのに、、、。慌てて探し回る父。
そんな些細な積み重ねで、日々壊れていく父に寄り添っていたチョンギの心を想います
汗と涙の結晶をお父さんの手に乗せたシーンで、
そんなシーンをそっと挟み込む演出が素晴らしい。
どんな状況説明より、チョンギの悲しみと、一粒に込めた希望が伝わります。
この女優さんの演技歴史???を、
個人的に知っている範囲で思い返してみても、
お父さんとの情感あふれる繊細なシーンが、
作品ごとにいくつも思い浮かびます。
『魂を揺さぶられる演技』を、涙と共に堪能しました。
(名無し 2022/9/20 09:11 ID:185155)
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