彼女が帰ってきた

1979年、21歳の女子大生ソリョンは、映画監督を夢見るハロクと出会い、恋に落ちる。 反対する親を説得し、ハロクとの結婚を控えた前日、持病である心臓が壊れ止まってしまう…。 狂ったように泣き叫ぶハロクの声も、必ず生き返らせるという父親の声も届かず、ソリョンは眠りについた…。 それから25年。 時代は2005年となり、ソリョンは父親によって永い眠りから目を覚ます。 博士であるソリョンの父は娘を愛するあまり、2005年に心臓手術を受けさせるため、密かにソリョンを冷凍人間にしてしまっていたのだった…。 変わり果てた世界に戸惑いながらも再び2005年の世界を生きるソリョン。 担当医で超プレイボーイのミンジェとぶつかり合いながらも心惹かれていく彼女であったが、ミンジェの父親は25年前に愛したハロクだった！ 25年前の記憶がないソリョン、ソリョンが生きて還ってきたと喜ぶハロク、生まれて初めて愛を知ったミンジェ。 果たして3人の恋の行方は…。